海外株好きのブログ

米国株を中心とした長期投資の状況を綴ります

配当利回り4%、毎年10%の増配を続ける会社の株を買って20年間保有したらどうなるのか

株価が100ドルで税引後の配当金の額が4ドル(配当利回りが4%)の銘柄の株式を1株購入し、
増配率が毎年10%で税率が変わらないと仮定した場合、20年間で配当利回りはどう増えていくのかを計算してみました。小数点第三位を四捨五入して計算しました。

 年数 配当利回り  配当金の額  受取配当金合計金額  
  1年    4.00%       4.00ドル      4.00ドル
  2年    4.40%       4.40ドル      8.40ドル
  3年    4.84%       4.84ドル    13.24ドル 
  4年    5.32%       5.32ドル    18.56ドル
  5年    5.85%       5.85ドル    24.41ドル
  6年    6.44%       6.44ドル    30.85ドル
  7年    7.08%       7.08ドル    37.93ドル
  8年    7.79%       7.79ドル    45.72ドル
  9年    8.57%       8.57ドル    54.29ドル
10年    9.43%       9.43ドル    63.72ドル
11年  10.37%     10.43ドル    74.15ドル
12年  11.41%     11.41ドル    85.56ドル
13年  12.55%     12.55ドル    98.11ドル
14年  13.81%     13.81ドル  111.92ドル
15年  15.19%     15.19ドル  127.11ドル
16年  16.71%     16.71ドル  143.82ドル  
17年  18.38%     18.38ドル  162.20ドル
18年  20.22%     20.22ドル  182.42ドル
19年  22.24%     22.24ドル  204.66ドル
20年  24.46%     24.46ドル  229.12ドル

計算した結果から、20年後の配当金の受取総額は株価の2倍以上に膨れ上がっている事が分かります。
9年で株価の半分の額以上、14年で購入時の株価以上の配当金が積み上がっている事も分かります。
更に、配当金の再投資を続けていけばもっと増えていきますね。すごいです。
アマゾン ドット コム(ティッカーシンボル:AMZN)のような無配銘柄ばかりに投資を続けても、
先月10月のような下落があると、いくらアマゾンでも大きく値下がりしてしまえば、
含み益が減るか、含み損が増えるだけですが、配当がある銘柄であれば下落局面でも配当金を受け取る事が出来ますので、無配銘柄より税制面ではたとえ不利だとしても安心感があります。

私が投資している96社の内、今は42社から配当金が支払われています。
今後、残りの54銘柄の中から配当を始める会社が出てくるかもしれません。
アップル(ティッカーシンボル:AAPL)だって、以前は無配銘柄でした。